Pia!紫紀堂本店へようこそ!!
第2話  『本日のおすすめはいかが?』

「これからが、お楽しみなのよ…」

 みゆみが意味深な笑みを浮かべる。鈴奈は当分目を覚ましそうにない。ためしに、綺麗な背中に唇を這わせつつ秘裂を悪戯してみる。

―クチュッ―

「にゃ…ふぅ…」
「ふふっ…この分だと、1時間くらいは眠ってるかも…」

―ヌルッ―

 手を引き抜くと、さっきの名残が手を濡らす。微かにクリームとバナナの香りが、残っている気がする。

「ぴちゃっ…んっ…」

 口の中で鈴奈を味わう。みゆみは、再び自分が濡れ始めるのを感じていた。もう一回、鈴奈をいぢめてしまおうか…と思い始めた時、

「お〜い、注文だよ。『今日の店長のおすすめ』なんだが…」
「え〜?鈴にゃん寝ちゃってますよ〜」
「あ、そっちの方が都合がいいから、そこにある格好で鈴奈をつれてきて」
「は〜い………もぅ…店長も好きなんだから…」

 『今日の店長のおすすめ』…その言葉を聞いて、みゆみの目は潤み始めていた。
みゆみはさっそく、キッチンの片隅に置いてある『衣装箱』と書かれた箱を開け、鈴奈に衣装を着せ始めた。その間も、鈴奈は一向に目を覚ます気配は無く、まるで人形のようにみゆみのされるがままになっていた。

「これでよし…っと…それにしても、エッチよね〜」

 鈴奈は先ほどと同じような『裸エプロン』に…いや、デザインは全く同じだが、素材が全て黒いレザーでできている。その姿は、否応無しに情欲を煽るものだ。

「鈴にゃん…かわいい…」

 しかし、それだけで準備は終わったわけではない。みゆみは鈴奈を担ぐと、個室へと運ぶ。個室には、真っ白いテーブルがひとつ。それ以外は、何もない部屋だった。
みゆみは慣れた手つきで鈴奈をテーブルの上に、上半身だけを腹ばいにさせ、両手を手錠で固定する。つまり、鈴奈はお尻を突き出した状態でテーブルに固定されたわけである。

「っと…あとは、仕上げ…ね」

 みゆみは、いったんキッチンに戻るとショートケーキを持ってくる…ちょうど鈴奈の背中に乗る大きさである。

「うん!完成!」

 そう。鈴奈はケーキ皿にされてしまったのである。みゆみは受話器を取ると、

「あ、店長。準備が出来たので、お客様をお呼びください」

 ほどなく、5人の男たちが部屋に入ってくる。

「おっ、可愛いじゃん」
「いらっしゃませ…本日の『店長のおすすめ』でございます」
「で、食べちゃっていいわけ?」
「はい、下ごしらえはもう、十分に…」

―くぱっ―

 奇妙な粘着質の音をさせながら、みゆみは両手で鈴奈の双球を開く。鈴奈の秘裂は、いまだ愛液で濡れているためピンク色に輝き、その上にあるセピア色の蕾も柔らかそうに息づいていた。男たちはそれを息を飲みながら見つめていたが、

「じゃ、オレからいいかな?…あ、でもこっちの準備が…」
「ご心配なく、では…失礼します」

 みゆみは、男の腰の高さに膝立ちになると、腰に手を回す。そして、器用に口でジッパーを下ろすと、口だけでトランクスから肉茎を取り出し、まだ柔らかいソレを咥えこむ。

「うん…んっ…ちゅっ、ちゅっ」

 舌の上で亀頭を転がし、裏筋に舌を這わせ、先端の割れ目を舌で刺激する。先走り汁を十分に味わい、硬くなった事を確認すると、

「じゅっ…んぱぁっ!……さあ、お召し上がりください♪」

 肉茎を吐き出し、再び双球を割り開く。みゆみの口からは、溜まった唾液が流れ出ている。しかし、みゆみは気にするわけでもなく、潤んだ瞳で肉茎を見つめている。

「じゃぁ、遠慮なく…」

―ジュプッ!―

 キッチンでの情事から、かなり時間が経っていたものの、残っていた愛液と、みゆみの唾液が潤滑油となていたことから、目の前で、肉茎は鈴奈の蜜壷に一気に挿しこまれた。

「にゃ…???………うに゛や゛あ゛ぁぁぁぁっ!!」
「あ、鈴にゃん。おはよ♪」

 みゆみは鈴奈の下半身から離れると、テーブルを回り込んで鈴奈の顔の正面に移動し、みゆみの手にはショートケーキがあった。その間にも、鈴奈は激しく突き上げられ、部屋には肉がぶつかり合う音と、泥を棒で突くような音が絶えず響いている。

「鈴にゃん。ほら、鈴にゃんが作ったショートケーキよ…んっ…美味しいよ」
「にゃうっ!はんっ!…これっ!にゃに!?」
「これ?…『本日の店長のおすすめ』♪」
「ふにゃぁっ!…それって…にゃぁっ!」
「そ♪鈴にゃんはおいしく食べられてる、ト・コ・ロ♪」

 鈴奈が抗議をしようと、口を開けた瞬間、みゆみが持っていたショーとケーキが突っ込まれる。そして、間髪いれずに、みゆみは鈴奈にキスをする。

「むぐっ!!…ん〜っ!…ん…」

―グチュ…グチュッ!―

 鈴奈は、抵抗を試みたものの、激しく突き上げられる快感、残りの男たちから受ける全身の愛撫による快感、そしてみゆみとの甘いキスによって次第に陥落していった。
 お互いの口の中で、2人の唾液とケーキが混ざり合い、飲み込んでいく。いつしか、ケーキはなくなり、みゆみと鈴奈はお互いの舌を絡め合い、甘い唾液を交換しあっていた。
「ちゅぷっ…ぺろっ…んっ…鈴にゃん、感じまくっちゃって…かわい♪」

 みゆみは、鈴奈の口の周りに付いたクリームを舐めとり、唇を頬、首筋へと移動させていく。何時の間にかケーキは部屋の隅に追いやられ、鈴奈の全身を手と舌が這いまわり、鈴奈は快感に首を反らせていた。

「はい、鈴にゃん。頼むよ」

 鈴奈の目の前に、反り返った肉茎が差し出される。鈴奈は、嫌がることなく潤んだ瞳で肉茎を咥えこむ。口に広がる男の味と匂い、舌で感じる硬い肉と血管の感触。全てが鈴奈の思考を停止させていった。

―グチュッ!ズルッ!…ジュルッ!!―
「んっ…くちゅっ!…んん〜っ!」

 上半身を拘束され、下半身は休み無く突き上げられている状態で、鈴奈は器用に首を振り、可愛らしい唇で肉茎を扱き立て、唾液と先走りとが混ざったものを啜りこんでいく。
その間にも、鈴奈のザラザラした舌が男の亀頭を舐めまわし、ただひたすら男の精液のみを求める。

「くっ!…もう…限界だ!」
「お…オレも……ううっ!」
「ん〜っ!…うんっ!…んん〜っ!?」

―グプッ!ドクドクッ!―

「んんんっ!!!…うぶっ!?………ん…んっ…ズルルッ!」

―こくっ…こくっー

 その瞬間、鈴奈は絶頂に追いやられ、蜜壷に熱い液体が叩きつけられるのを感じながら、夢中で精液を飲みこんでいた。

「んっ…んちゅぅっ!………あんっ!」

 チュポン!という音がして、鈴奈の蜜壷と口から肉茎が抜き取られる。鈴奈はそれを追いかけるかのように舌を動かす。

「心配しなくても、ちゃんとあげるから。ね?」

―ジュプッ!!―

 言うが早いか、鈴奈の蜜壷と口に同時に肉茎が差し込まれる。

「んん〜っ!!!」
「凄い…こんなに感じちゃって…」

 みゆみは、顔を上気させて、突き上げられる鈴奈の秘裂を見つめている。すると、我慢が出来なくなったのか、みゆみは下に潜りこむと、舌で肉茎と鈴奈の肉芽を同時に刺激する。

「ぴちゃっ…ぴちゅっ…んっ…ちゅっ!」
「ふぅぅっ!?…んにゅっ!…んん〜っ!!」

 新しい刺激に、鈴奈はさらに悶える。固定されながらも、健気に、しかし淫らに腰をグラインドさせ、口中への肉茎のピストンも従順に受け入れ、必死にザラザラの舌を絡ませる。
その姿、表情はまさに発情した猫そのもので、普段の明るさからは考えられないほどの、淫らさを醸し出していた。

「みゆみちゃん…僕はどうすればいいのかな?」

 一人、まだどこの穴にも挿入していない男が尋ねる。

「ちゅっ…あ、そうですね………まだあるじゃないですか♪」

 そう言うなり、みゆみは可愛くくねらせている鈴奈のお尻を片手で押さえつける、空いている手の人差し指と中指を十分唾液で濡らす。
突然、自分の動きを止められた鈴奈は少し首を傾けてみゆみを見た。すぐにみゆみの考えに気付くと、必死で腰を捻ろうとするが、男にがっちり押さえられ、ただ唸って反論する事しか出来ない。

「駄目よ、鈴にゃんはこっちだって感じまくるくせに…それっ♪」

 みゆみの軽い掛け声とともに、ねじった2本の指は、鈴奈のセピア色の蕾を数回、マッサージしたかと思うと、唾液を潤滑油にして案外すんなりと飲み込まれていった。

「ふうぅぅぅぅっ!!!!」

 突然加えられた苦痛を伴う快感の衝撃に、鈴奈は肉茎を強く吸い上げ、蜜壷を締め上げる。指を挿入された直後は、眉間にしわをよせたものの、すぐに目をトロンとさせ、前後の穴から加えられる快感にあわせて、腰をくねらせ始める。

―くちゅ…ぐちゅ…ヌチュッ!―

「うふふ…なんだかんだ言っても、感じてるんじゃないの…エッチなんだから♪」

 さらに、みゆみは指の速度を上げていく。鈴奈はそれに合わせるかのように腰と口の速度を上げていく。徐々にその速度は速くなり、鈴奈の青いしっぽがピンと張った瞬間、急にみゆみはその指の動きを止めた。
鈴奈は刺激を求めて腰を振るが、みゆみはそれを見透かしたように腰の動きに合わせて指を動かす。

「だ〜め、やっぱり本物でないとね♪」

―ヌルッ―

 そういうと、みゆみは指を焦らすようにゆっくりと抜き取り、鈴奈の手の拘束を外した。そして、男は繋がったまま寝転がり、鈴奈に騎上位の体位をとらせる。もちろん、口で咥えこんだままである。というより、鈴奈は咥えて離さない。より深く挿入された衝撃に鈴奈は震える。

「さあ、どうぞ♪」

 みゆみは鈴奈の双球をしっかりと掴み、蕾を広げる。もともと柔らかい蕾は、指による愛撫でさらにふっくらとして、肉茎ですら受け入れられる状態になっていた。

「じゃ、遠慮なく…っ!」

―ヌズッ!―

「ふにゃぁぁぁっ!!あっあっ…おっきいよ〜っ♪」

 十分に柔らかくなっていた鈴奈の蕾は、男の亀頭を受け入れる時に最大限に広がると、後は思いのほかスムーズに受け入れられた。その瞬間、鈴奈はビクンッ!と体を大きく震わし、絶頂を迎えた。一瞬、意識が白濁した鈴奈だが、3つの穴から同時に加えられる快感から一気に現実に引き戻される。

「くっ!これは、長くもたない!」
「オレも、もうすぐ…」
「それじゃ、同時に…」

 そのセリフを言うが早いか、男達はさらに腰のスピードを速める。鈴奈もより淫らに腰をグラインドさせ、強く肉茎を吸い込む。

『ぐっ!!!』

―ドプッ!ビュルッ!ビュルルッ!!―

「にゃあっ! にゃはああああああっっっ!!」

 同時に男達は、鈴奈の肉壷、口、直腸に熱い液体を注ぎ込む。
男達はそれでも足りないかのように、鈴奈の全身に精液をかける。鈴奈は絶頂の余韻に浸りながら、全身にかけられる精液の熱さを感じていた。しかし、その時間を与えないかのように男達は動きを再開し、鈴奈を連続して絶頂に追いやってく。

「……あっ、ふんあはぁっ! ひいぃっ! あひいいぃっ!」
「…凄い…」

 みゆみは、半ば呆然としながら鈴奈達の痴態を凝視している。実際、みゆみはあまりに激しい行為を見せつけられ、興奮で腰が立たない状態になっていた。おそらく、下着ももはや意味をなさない状態になっているだろう。
その時、みゆみの胸が強くもまれ、みゆみが振り返った瞬間に、脚を大きく開かされ、もはや意味をなくなった総レースのパンツが丸見えの状態になった。

「え?…何!?」
「今度は、みゆみちゃんの番だよ」
「そうそう、『本日のおすすめ』の代金は2人分、払ってたんだから」
「そんな…聞いてない…」

 言葉では反論しつつも、全身は紅潮し、男達の手に合わせて腰をくねらせ始めていた。
(もう…しょうがないか…わたしも、がまんできないし♪)

―淫らな宴はまだ続くー